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| 独り言 |
よく見かける新人さんたちの漫画の代表的な表現が独り言です。
この独り言なぜ台詞としてしゃべらせてしまうのでしょうか?
管理人も編集さんに言われるまで気づかなかったんですが、コマの見せ方が出来ていないという事につながります。
必要以上にしゃべってしまうということは、いわばそのコマに描かれている内容がよくわからないからということになるわけです。
皆さんの漫画はどうでしょうか?
この独り言は読者側の説明要素を多く占めていますが、読者は物語を読んでいるわけで、説明されている感じを受けるような部分はあまり好みません。
基本的にはそういった説明要素は、なるべくこちらが説明するのではなく、くみ取ってもらうというスタンスを崩すことないようにするのが大事です。
あくまでも作品は漫画であって、絵で見せる心がけが忘れがちですが、大事な事です。
普段自分の行動を思い出せば、自ずとそういった独り言のコマはなくなります。
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左の図より右の図の方が絵で眠たい表現が描かれています。やはり左の図は説明台詞とわざとらしい、いわば古い手法の漫画ならではの眠たい表現の感じです。何かを表現したい場合、まずはなるべく絵で表現できる工夫を考えるようにしましょう。
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| 5道具がしゃべる |
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道具を使っての心情表現などは「うまいなぁ」と思うと同時に漫画自体はもちろんのこと、作者のセンスがにじみ出るので、違う作品も読みたくなります。
道具の使い方ですが、典型的な表現だと、タバコなんかがあげられます。
考え事をしているときは、タバコの先がなが~い灰になっているという表現であらわすことが良く見られます。
これを音で「ボー・・」って書くよりずっとよく表現されていると思います。
いわゆる道具によって、人物の状態や性格を現すということが、漫画ではかなり使い勝手がよく、なおのことそれは「センスいい漫画」ということになると思います。
たとえば少し前のブームですが、「ハンカチ王子」はまさに絵に描いたようなキャラクターではないかなと思います。
まずは、あのハンカチ
あの道具で、性格は几帳面ということが用意に想像できます。まぁ几帳面というか、育ちがいいなんていわれていますが、漫画で、あの表現をもししていたら、良いキャラが出てるなぁと思ったと思います。
野球は「巨人の星」に代表されるほどスポ根の代表的なスポーツなのに、ハンカチ出すキャラって、このアンバランスってなかんかいいな・・・なんてね、思いながらテレビでこんな話
「彼は本番につよいというか勝負に対する度胸が良い」と解説していました。試合前の投球練習で、結構コントロールが悪く、調子が悪いような印象を受けたが、いざ試合開始になったら、スバスバ三振を取るという報道をみて、なおのこと漫画キャラにしたら、生きるなぁなんて見てました。
このハンカチもひとつの道具としたら台詞よりもその拭うしぐさなんかで様ざま表現ができますね。たとえば、拭っても汗がまた出るというコマだけで緊張感が増したりとか、キャラが出ながらもそのシーンを表現できるという感じですよ。
道具は身近なモノや身に着けるモノは表現しやすいです。
たとえば携帯電話をいじるやめがねのズレを直すとか、表現は様々ですが、キャラにあったモノや道具を効果的に出すと台詞よりもキャラクターが出たりする効果もあります。
ずいぶん前ですが、サングラスを後頭部につけるのが流行ったときがありましたね。
流行とは怖いモンもの、まったく意味がわからなかったんですが、当時はあれがイケてた。
ではそれを今やっている人を作りましょう。
浮きます。でも田舎から出てきたという設定にしたら、そいつにはまりますよ。たとえばダンサーでもなんでもないのに勘違いで、ジーパンのすそを片足だけ上げてるとか、それも勘違い君としてのキャラは出ます。
こんな話ができそうです。そんな勘違い君がふとしたきっかけでイケメンモデルと仲良くなります。
そのイケメンモデルちょっと天然で、それが新しいと思うとします。
ちょっと巷でまねし始めます。
で、誰がブームの火付け役か?と聞かれ、かれはその勘違い君を見てといいます。
かくして勘違い君いきなりブームの火付け役にのし上がってしまいます。次々とおかしなブームを作ります…という感じにすすめば、少し展開が面白くなりそうです。
だいぶ話がそれましたが、道具や身の回りのものだけでも、台詞を吐くよりも説得力が出たりします。読者側に想像させるという観点でもこの効果というのは発揮できますね。
どんな表現が描けるかは、作者自身のセンスではありますが、あえて物言わぬ表現を武器として持つことができれば、あなたの漫画の世界はより広がること間違いなしです!
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| ラストはしゃべらない |
ハッピーエンドであれ、推理漫画であれ、展開やキャラクターなどを大事に描くことは最も重要ですが、もう一つ大事なのは読後感です。
漫画を読み終えたときに読者がどんな印象を持たせることが出来るかも、次の漫画を読みたいと思わせる大きな力になります。
実は漫画に限らず、ドラマ、映画など使われている手法が、このラストをしゃべらないという形です。
映画で例にすると、エンドロールが流れて音声はなくて、ハッピーエンドのシーンのみが映像が流れているシーンを皆さんも見たことがある事でしょう
たとえば簡単な話、悪者を倒して、町のみんなを助けたというありがちな設定のラストを皆さんはどのような描き方が出来るでしょうか?
いわゆるこの手法のもっとも大事なポイントは、悪者を倒した事によって町は救われたという一つの完結した形になった状態で物語りは終わっています。この事によって、その後の町の様子や町の人たちの喜びなどは、読者は容易に想像できてしまうという事です。
仮にハッピーエンドを盛り上げるやり方として、最後に良いエピソードなんかを入れるのも一つですが、町の人々が喜んでいるシーンから空に絵が移っていくというコマの運び方としても、読後感は良く終われます。
そしてもう一つ、読者が勝手に自由に想像してくれるという便利な利点もあります。かえってありがちなエピソードできれいに終わることより、コマに絵柄のみを描いて台詞を省くことによって、読者の中であらゆるきれいな終わり方をしてくれるというモノです。
きれいに終わるというのは読み切り作品では重要ですが、ページの制限がある分こういった終わり方によってページを有効に使うという手法もあります。
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台詞があると、その表情や仕草が限定されてしまいます。ラストなど、いわば物語自体に結論が出ている場合などには、右のコマの様なしゃべらないコマを使うと読後感が良くなります。
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